年末SP最終回

2005年12月31日 企画もの
さー、やってまいりました、年末SP最終回。

つーわけで、思ひ出ぽろぽろ。

昔の話なのですが、私は一人っ子なもので、仕事から帰ってきた両親によく遊んでくれとねだっていたものでした。でも、まぁ、両親は当然ながら疲れているので、遊んでくれないことのほうが多かったですよ。
遊べないのか、と落胆していた私にはよく思うことがありました。

「あぁ、いつか両親ともこうして遊ぶこともなくなるのだなぁ」と。

その度に、還ることのない未来の月日を思ったものです。
父親に肩車をしてもらって見た空の月はもう甦ることもなく、そうして見た景色はもう見れないのかと思うと、すこし惜しくもあり、私が変化したのだと思い知らされるばかりですねぇ。

今でも同じ道を歩いていて、景色はほとんどかわることなくありますが、同じ私ではないのですね。

これから先、何回か思い出に残ること(※訳:あと何回か、両親との思い出が残ること)もあると思いますが、最後に残るのは、最期なのでしょう。

最後に残る開けたパンドラの箱から出てきたのは飢えと絶望だった。その箱に底に残る最後は、一握りの愛)







ALL終了

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