ISBN:4840231257 文庫 壁井 ユカコ メディアワークス 2005/08 ¥599

『キーリ? 幽谷の風はなきながら』
−レビュー−
いやー、六巻に引き続き、キーリの旅はなんだか暗い方向に進んでいますねぇ。
前回の日記らへん(うろ覚え)に、キーリについてちらっと書いてありますけど、だんだん回を重ねるごとに切なくなってきます。この作品。
あっ、でもね、やっぱりシリアスなところにさりげなく笑いを取り入れているところは流石ですね。

キーリシリーズは壁井さん曰く、もう残すところあと一話のエピソードなんだそうです。
で、壁井さんは最後を二巻構成の全九巻で完結させたいのだとか。
最後……、本当にどうなるんだろうなぁ。
今回はハーヴェイがかなりめちゃくちゃになり、キーリもかなり突っ走り……。兵長は何か何だかわからない人になっちゃったりして……。
でもその中に今後の展開を思わせる話や、切ない瞬間を壁井さんの素晴らしい腕でその情景を描写されています。

本当に、目が離せないですね。最後はきっと、涙なみだの最終回になると自分で勝手に予想してます。

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さて、今回はタイトルにもあるとおりなのですが――。
昨日は1時まで学校に勝手に居残って(実際は電算準備室で溜まっていたのですが)、本を読んでいました。今回のレビューしたキーリです。
で、読み終わってあとがきでにやけているところに、委員会の先輩から電話があり「委員会だから、来れたら来てー」とのこと。

昼飯抜きだったので(朝はコーンフレークをたらふく食べて吐きかけていた)、「厳しいかなー……」とか思いつつ階段で当の先輩と遭遇したのでそのまま書道室で会議。

それがねー、なんであんなことになるかなぁー。(遠い目)

最初は真面目に話し合いだったのですが、途中でハチクロの森田さん並に器用な先輩が来まして、編集後記の話に。
編集長(編集委員長なので、編集長)は、秋葉系スタイルで載るとか言いだしてより良いポーズを決め始めるし、器用な先輩は机に転がって携帯を眺めるポーズを実演するし、パソコン係の先輩はやっぱりそのままパソコンを打ってるポーズに決定されてるし……。

それから私も「載るー!」と言いだしたら、何故か次期編集委員長にされました。
現在の編集長曰く「私は、かわいこぶらない、編集委員長です」。
しかも言い方がおかしい。(ゆっくりとなめらかに、歌うように言うので顔をまともに直視出来ないのですよ)

なんなんだそれはー!(ノ´д`;)ノ

あっ、しかも器用な先輩まで復唱し始めるしっ。

そんなこんなで、私が次期編集委員長に決定だそうです。
……二年連続かよ……。と、心中で愚痴ってみたり。
別段、なるのは構いませんが、編集委員長になると打ち合わせとか面倒くさいんだもん。
いや……やるけどさぁ。

しかも会議がだんだん脱線してきて、ぷっスマの草薙画伯コーナーみたいになって、お絵かき大会がその呈になる始末。
編集長が「シカ」を描いたらもののけ姫の「ししがみ様」になるし。
(っていうか、なんで顔が平面になるの?)
連絡よこした剣道部のマネージャーの先輩が「ゴジラ」描いたらポンキッキーズの「ガチャピン」になるし。
(器用な先輩が付け足してそうなった。先輩、しっぽがないですよ)
今度は器用な先輩が「くまのプーさん」描いたら、

本物の熊になっちゃったし(´д`;)

(あれはまさに熊の浮き彫りだった)

なんかねー、おかしいですよ、うちの委員会は。
何かが違う。
ひょっとして私の通う竹○高校は、なんですか?

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