虚無の子

2005年7月22日 日常
今日は前期の学校が最後の日でした。うちの学校は終了式なるものがないので、明確な分かれ目がありません。
で、最後のHRにテストの成績表と学年順位とクラス順位が載った紙を渡されたのですが、これを見た瞬間――目眩と吐き気に襲われ。
足下フラフラ、意識朦朧、目の焦点は合わない……ってなくらいに精神的ダメージを受けて保健室へ直行。

なんでこんなにダメージ受けてるかって言えば、数学をね、結構頑張って勉強してたつもりなんですよ。
でも、結果的にそれは良い結果にはならなかった。
そう考えると、連鎖的に思考回路が巡るので半ば精神崩壊状態になるんですよね。
まぁ、理性でそれをつなぎ止めているのですが……。
とりあえず、順を追って思考の跡を辿って行きましょうか。
まず、良い結果にはならなかった→どんなに頑張っても、うだつがあがらない→結局私は誰も抜くことが出来ない→(プライドが邪魔して)絶望感に襲われる→泣く
ってな感じです。

情報科の先生に「泣きたいだけ泣いたら?」って言われましたけど、その時は他の生徒もいるので、やめておきました。
その後、校長先生にインタビューをし、職員室で補習セミナーの手続きをしなおしたりして、点数のことは肩にずっと乗っかっていましたが、頭の端に追いつめて置きました。
それから学校を出て、ジュンク堂に寄ってお気に入りの文庫本とピアノの練習本を購入。

帰る道中は胸に穴が空いたみたいで、泣こうにも泣けない気分でした。
大事なものを失ったような、思い出せそうで思い出せない何かを抱えているような気分で、不思議と涙は出てきませんでした。
でも、ひどい虚無感が私の中にずっとあります。それから、気怠さも。
何をするにも、集中出来そうにありません。

一体どうしたのかなぁ……って、自分でも不思議です。

余談・人の為と書いて偽ると読む。ね、信じる者は儲かるんでしょ?

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