小さな世界の窓から
2004年2月21日 哲学・宗教・幻想文学今、国語で古文を勉強してます。
徒然草を少々見たのですが、これはー。みたいなものがありましたので、書きます。
「ある人、二本の矢を持って的を得ようとする。すると、師は『一本だけにして矢を放ちなさい』という。師いわく、二本の矢があれば、人はそのあとの矢を頼りにして、一本目の矢に懈怠の心がわくと言った。師の前ではだれも懈怠の心などもたずに矢を放つはずだが、人は知らずのうちに懈怠の心を持ち、二本目の矢をあてにしてしまうという。それを師は見抜いているのだ。
これは、どんなことにも言えるものである。
(中略)
それは長い目で見ればわかるものだが、刹那の瞬間で一体だれがわかろうか。
人間なにかをするには、とても時間がかかるものである。」
うろ覚えですが、大事なところは「怠ける心というのは知らずに起こる。そして、人は誰もがなにかをするには時間がかかる」というところです。
難しい話しですが、なんか、まぁ、すごいですよね。
要するに、「人間いつ死んじゃうか分からないから、何をするにもベストを尽くしなさい」ということでしょうね。
先を生きた人の言葉というのは、しみるものがあります。
徒然草を少々見たのですが、これはー。みたいなものがありましたので、書きます。
「ある人、二本の矢を持って的を得ようとする。すると、師は『一本だけにして矢を放ちなさい』という。師いわく、二本の矢があれば、人はそのあとの矢を頼りにして、一本目の矢に懈怠の心がわくと言った。師の前ではだれも懈怠の心などもたずに矢を放つはずだが、人は知らずのうちに懈怠の心を持ち、二本目の矢をあてにしてしまうという。それを師は見抜いているのだ。
これは、どんなことにも言えるものである。
(中略)
それは長い目で見ればわかるものだが、刹那の瞬間で一体だれがわかろうか。
人間なにかをするには、とても時間がかかるものである。」
うろ覚えですが、大事なところは「怠ける心というのは知らずに起こる。そして、人は誰もがなにかをするには時間がかかる」というところです。
難しい話しですが、なんか、まぁ、すごいですよね。
要するに、「人間いつ死んじゃうか分からないから、何をするにもベストを尽くしなさい」ということでしょうね。
先を生きた人の言葉というのは、しみるものがあります。
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